Propolis Book
プロポリスの知っておきたいアレコレをまとめました!
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ハチミツとプロポリスを比較してみよう

プロポリスは蜜蜂が作る栄養素というところまでは知っていても、具体的にどういったものなのかをしっかり説明できる人はあまりいないと思います。
特にハチミツとどう違うの?と聞かれると、さらに回答しにくくなります。
しかし蜂蜜との比較が一番分かりやすいのは確かなので、ここではひとつ、ハチミツとプロポリスの違いについていろいろな方面からアプローチしてみることにします。

まずは、採取できる量からです。
ハチミツは1つの巣から1回に3キロほども摂れるのに対し、プロポリスは多くて300グラム程度しか採取できません。

そして味と成分ですが、ハチミツはご存知の通り甘くて香りの良い食べ物ですが、プロポリスは苦く、匂いも食欲をそそるとは言えないものです。
これは双方を構成している物質に大きな違いがあるからです。
ハチミツの原料はほとんどが水分で、あとは果糖です。
そのためとろりとして、甘くフルーティな香りがするのですが、一方のプロポリスは樹脂と蜜ろう、それに蜂がそれを咀嚼するときの分泌液からできています。
蜜ろうと樹脂については松ヤニを想像してもらえると早いかもしれません。
粘着力があり、味は良くないのですが、昔の人はガムの代わりに口に放り込んで楽しまれていたこともあるようです。
そしてプロポリスにはガムを噛むように蜂が咀嚼した唾液が含まれているのですが、この成分が強い抗菌作用を発揮することがわかっています。

いかがでしょうか、これでだいぶ、ハチミツとプロポリスの違いについて理解できたと思います。
食べておいしい植物性栄養成分がたっぷり入ったハチミツと、味は良くないが抗菌作用があり外部の細菌や体に悪い毒物となるものを弾き返してくれるプロポリス、同じ蜜蜂が作っているとは思えないほど違いがあり、それぞれに大変素晴らしい食べ物です。

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